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2010年06月22日

古文の受験勉強 その6

さて、次は「ゐたりけるに」の「に」。

                           ぽん!〜国語の勉強法あれこれ〜

『ははん、「いたときに」って訳になるから、格助詞だな』

                           
                           ぽん!〜国語の勉強法あれこれ〜

そう考えたキミ!

なかなかだね。


でも残念!

違うんだ。


「に」の後ろを見てみると、「鬼はや一口(に食ひてけり)」と続く。

考えられるのは、格助詞か接続助詞。

A 格助詞なら、

「思い続けていたときに、鬼ははやくも一口(に食ってしまった)」
B 接続助詞なら、

「思い続けていたところ、鬼ははやくも一口(に食ってしまった)」


格助詞と接続助詞の「に」の識別方法は、

上に名詞を補わなければ訳せない→格助詞

上に名詞を補わない方が自然な訳→接続助詞


ここでは、Bの接続助詞で自然な形に訳せるので接続助詞ということになる。
間違えたところは、右のように、       ぽん!〜国語の勉強法あれこれ〜
消しゴムは使わずに、できれば赤ペンで修正しておこう。


おまけのアドバイス。

格助詞・接続助詞の「を・に・の・は・が」は、

体言・体言に準ずる語に接続する。

だから、「を・に・の・は・が」とあったら

その上の語についてはまず、連体形を疑うようにしよう。

必ずとはいえないけど、「を・に・の・は・が」の上は、

連体形の場合がほとんどなんだ。

ここでも、「に」の上は、過去の助動詞「けり」の連体形になっているでしょ。

posted by みちこ at 00:05| Comment(0) | 古文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

古文の受験勉強 その5

さて。

「明けなんと思ひつつ」が終わったので、次は「ゐたりけるに」の品詞分解。
                                 ぽん!〜国語の勉強法あれこれ〜
一番上の「ゐ」は、古文の文法の歌 その1  に出てきた

「ひ・い・き・に・み・ゐル、かへりみる」の「ゐ」ルだ。

だから、上一段活用動詞。


ゐは「わゐうゑを」の「ゐ」なので、ワ行。


問題なのは活用形。

上一段動詞は、「イ・イ・イル・イル・イレ・イヨ」と活用する。

ということは、「ゐ」は未然形と連用形の二つの可能性がある。

そこで、下を見てみる。

下にあるのは「たり」。


「たり」は次の可能性がある。


A 完了・存続の助動詞「たり」

   →連用形に接続

B 断定の助動詞「たり」

   →体言に接続

C タリ活用形用動詞の活用語尾

   →上の語が音読みの漢語で、主語にならない

 

今回、「たり」は体言や、音読みの漢語ではなく、

「ゐ」という上一段活用動詞にくっついている。

したがって、この「たり」は、Aの完了・存続の助動詞。

完了・存続の助動詞「たり」は、

古文の文法の歌 その2  から連用形接続ということがわかる。

だから「ゐ」はワ行上一段活用動詞連用形


で、この「たり」だけど、完了か存続かわかる?


その判断は文脈でするしかない。

完了なら「〜た」「〜しまう」「〜てしまった」

存続なら「〜ている」「〜てある」


ここでの「たり」は単独ではなく、「たりける」という形で登場している。

この「ける」は、どう考えても過去の助動詞「けり」の連体形。

「たり」は、過去の助動詞にくっついて出てきているんだ。

訳すと、「思い続けていた」とするのが自然。

したがって、完了の「たり」ということになる。


さて。

過去の助動詞「けり」は、

古文の文法の歌 その2  から連用形接続。

だから「たり」は、完了の助動詞「たり」の連用形

ついでに「ける」は、過去の助動詞「けり」の連体形

                    
書き込むと、こんな感じ。               ぽん!〜国語の勉強法あれこれ〜

 

posted by みちこ at 00:33| Comment(0) | 古文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

古文の受験勉強 その4

さて。

前回の続き。


Cの希望なら、「はやく夜が明けてほしい」

Dの強調なら、「はやく夜がきっと明けるだろう」


どっちがいいか。


正解は、Cの「はやく夜が明けてほしい」だ。

Dの強調でとると、ちょっと意味不明な文になっちゃうでしょ?


これは男が、女を連れて逃げている途中の場面。

はやく逃げたいが、夜だから動けない。

だから、「はやく夜が明けてほしい」。

そして、もっと安全なところへ行きたい。


さてさて。

「なむ」がCの希望の終助詞とわかったので、「明け」は未然形ということになる。


ここまでのところを書き込んでみよう。

ちなみに、「〜と思ひ」と続いているので、「 」 」(カギカッコの閉じ)もつけてみる。

それだけでも結構、見やすくなるよ。

                
こんな感じ。                        ぽん!〜国語の勉強法あれこれ〜

で、「と」だけど、幸せの呪文 は覚えているかな?


そう。

鬼の咎より煮てから屁して(をにのとがよりにてからへして)」だったね。


だから「と」は格助詞。


次が「思」だけど、終止形にすると「思」。

行で活用していることがわかる。

そして、打ち消しの助動詞「ず」をつけると

「思(ーア)ず」というように、の音にくっつく。

だから、段活用動詞。


その次の「つつ」は接続助詞なんだけど、ちょっと辞書をひいてみて。


意味は次の3つが大事。

A 反復(〜しては、また〜して)

B 継続(〜し続けて)

C 同時(〜ながら)

蛍光ペンで印をつけておいてね。


それと、意味について、できたらもう一つ覚えておいてほしいことがある。

何かというと、和歌の終わりの「つつ」(つつ止め)。

「つつ」の後ろに本来続くことばを省略して、余情・詠嘆をもたせるんだ。

多分、キミの辞書にものってると思うよ。

見つけたら、すかさず蛍光ペンでチェック。


さて。

意味が確認できたら、接続を調べて。

連用形につく」とあるでしょ。(ここにも蛍光ペン!)

だから「思ひ」は連用形ってことになる。


ちなみに「思ひ(ー)」は四段活用だから、「ア・・ウ・ウ・エ・エ」と活用する。

形からみても連用形ということになるよね。

「つつ」をみての判断と、「思ひ」の形からの判断が矛盾してないので間違いなし。



ここまでのところを書き込んでみると、こうなる。ぽん!〜国語の勉強法あれこれ〜

posted by みちこ at 07:34| Comment(0) | 古文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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