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2011年10月01日

兎さんは手に入った?

漢文で学ぶことのうち、ややこしい代表といったら、

部分否定と全部否定なんじゃないかなと思う。


教わるキミたちはもちろん、教える方も一苦労。

私も何年か四苦八苦していたんだけど、

試行錯誤を繰り返し、

なんとか理解してもらいやすい説明法をあみだした。


というわけで。

「不 復 〜」 と 「復 不 〜」 について、

ウサギさんを手に入れる話で説明してみるよ。


さて。

次のような2文がある。

内容の違いはわかるかな?


A) 兎 不 可 復 得 。


B) 兎 復 不 可 得 。


この二つの文で注目すべき文字は「復」と「不可」。

だから「復」の字を赤色に、「不可」の字を緑色に変えてみるよ。


A) 兎 不 可  得 。


B) 兎  不 可 得 。


次に、「不可」の後ろの部分だけ訳してみよう。


A)  得 。 →再び手に入れる。


B) 得 。    →手に入れる。


で、「不可」って何か、ここでちょっと考えてみる。

要するに、「できない」ってことだよね。

だから「不可」を含めた訳は、


A) 不 可  得 。 →「再び手に入れる」ということが「できない」

              =二度とは手に入れることができない


B) 不 可 得 。   →「手に入れる」ということが「できない」

              =手に入れることができない


ところが。

Bの方の「不 可 」の前を見てみると、「復」とあるんだ。

「復」っていうのは、Aでも訳したけど、「再び」「二度」ってこと。

つまり「 不 可 得」で、

「手に入れられない」ということが「再び」ということになる。 

要するに、二回とも手に入れられなかったんだ。


全体を通して訳してみると、


A) 兎 不 可  得 。    →兎はもう二度と手に入れることができなかった。


B) 兎  不 可 得 。    →兎は今度も手に入れることができなかった。


ということ。


整理してみると、

Aの方は、1回目・・・手に入れた    2回目以降・・・手に入れてない

Bの方は、1回目・・・手に入れてない 2回目以降・・・手に入れてない

ということになる。


違い、わかったかな。


ちなみに、Aが部分否定でBが全部否定。

(2010年7月16日作成記事)
posted by みちこ at 17:24| Comment(0) | 漢文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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