現代文の受験勉強ってどうしてる?
ひたすら読書?
漢字や語句の勉強?
それとも問題集を解く?
現代文の受験勉強で、重要なのは繰り返し読むこと。
どこになにが書いてあったかわかるくらいに読み込むこと。
で、何を読めばいいかというと、
一番オススメなのは、模試の評論問題。
問題集でも、解説がしっかりしているのはいいんだけど、
その確認に時間をかけるより、
模試を受けたときに、1部余分にもらっておく方がラクじゃない?
ちなみに一番オススメじゃないのは、いわゆる読書で小説を読むこと。
読書は大事だし、小説もすばらしいもの。
でも、現代文の受験勉強には向いてない。
勉強の合間に、息抜きに読むのはいいけどね。
さて、模試の読み方。
まずは、本文は飛ばして設問にさっと目を通す。
このときはまだ、わけがわからなくていいんだ。
どんなことがきかれるのか、ちょっとチェックする程度。
次に、本文を読む。
途中で傍線や空欄があって、その時点で解ける問題があったら考えてみる。
このとき大切なのは、時間をかけないこと。
30秒くらい考えてわからないようなら、解説をみる。
これが大事。
解説と解答を確認したら、本文に戻り、続きを読む。
そしてまた傍線や空欄があって、その時点で解ける問題があったら考えてみる。
・・・という要領で、本文すべてを読み終えたらそこで改めて設問を見る。
そして解いてみる。
このとき大切なのは、次の2点。
1 本文を読む途中でみた問いも含めてすべて解く
2 途中で解説・解答をみることはしない
すべて解き終えたら、改めてすべての解説・解答を見て、
自分の答えと照らし合わせる。
「さっきも見たから」「答えが合っていたから」といって、
解説を読み飛ばしたりしない。
キミは今、模試を解いてるのではなく、模試を読んでいるんだ。
そのことを忘れないように。
この方法でとりあえず、
3〜5題くらいの模試を1日最低1題、10日かけて読み込む。
10日後、キミにはかなりの力がついているはずだよ!
模試の過去問題は、国語の担当の先生が持っているかもしれないし、
進路指導の先生が持っているかもしれない。
残部かコピーをもらえないか、一度、きいてみるといいよ。
繰り返すね。
現代文の受験勉強なら模試を読むのがオススメ。
ポイントは、合っていた問題・間違った問題とも、すべての解説を読むということ。
それが「模試を読む」ということ。
10日後、キミの力がどうなっているか。
健闘を祈る!